第一回:小学生のレッスン

幼児の英語で一番いいと思っているのは、知ってること、普段の生活のこと、そして基本的な相槌の方法を教えて、練習させることがいいと思う。また、ほとんどの子供は純真で大人の言うことを聞くので、こっちから教えたものを吸収する。なので、順序が大事である。

第一回目のレッスン:

会話 Conversation

  • What is your name?
  • Where is your elementary school?
  • What grade are you in?

ボキャブラリー Vocabulary

  • shop お店
  • supermarket スーパーマーケット

アクティビティ Activity – 散歩またはGoogle MapでのVirtual散歩

  • go Straigtht
  • go back
  • go left
  • go right

 

上のレッスンプランで意識したのは、次の2点だ。

  • 主体性(assertiveness)の練習
  • Google Maps を使った

主体性 (assertiveness)の重要性

日本の英語教育、といよりは2018年現時点での日本の社会の仕組みで一番欠けていると思うのは、「主体性(assertiveness)」である。

前後から日本は70年以上、全体での連帯意識で突っ走ってきた。よって、現在社会で活躍している日本人の我々は純粋培養な「連帯主義」的な思想をしている。また、各々の「責任(responsibility)」はこの「連帯主義」「全体主義」を重んじることが何よりもの優先順位である。

米国系やグローバル思考の学校教育はどうかというと、私の体験談、そして色々な人から話したところで言うと、「責任(responsibility)」は「自分の意見」そして「自分の考え」を持つことである。もちろん、「連帯主義」も重要視、特に「連携(チームワーク Team work)」や「話し合う」ことに重要性を置いている。

日本は戦時中に昭和天皇が「日本に住む人間はみな統一民族(つまり同じDNA)である」という発言をしたことにより、心を一丸とするきっかけになったと個人的には思うが、戦後の社会はコミュニケーションの分野でも、渡航でも海外との接点は多くなり、それに知らず知らずのうちに影響を受け、日本人は今趣味嗜好価値観が多様化している。それぞれがある程度、意見を言ったり「意思表示」を意識する時代である。

Google Mapsを使った道案内で見込む効果

もう早々日本生活も満21年になるが、やはり通常の日本社会(学校や会社、その他組織)などでは、意見をはっきり言う練習をしていない。また、日本語という言語自体も「具体的に」ものを言うことがしにくくデザインされている。それは「主体性」や「感情」を前に出さないように作られている言語だからである。もちろん、これは良いことであり、実は海外からも注目される要因であるが、グローバル社会のほとんどは「感情」や「主体性」を出している。つまり、この二つがないと「歩み寄れない」からだ。

Google Mapsの道案内での設定は「迷った外国人に道案内をする」だが、実はこれは「自分目線で外国人の人と一緒に歩く」ということである。つまり、この外国人の人の運命は彼にかかっていて、その彼が無事に届くまで、それを言語を中心として指示を出しながら誘導していく、というものだ。

普通の英語教育では、まず始めるのは、「apple」や「My name is…」や「this」や「stand up」だ。これも身近なものでいいのだが、実は見落としているのは、これは全て「大人が子供を指導(操りやすく)するための教育」なのである。もちろん、極論すぎることもあるが、これは主体性がない。つまり、皆さんも子供の頃を思い出していただきたい。

子供の頃はどういう人間だったか、大体の場合は、「自分を知ってもらいたい」そして「友達(大人含む)遊びたい」である。では、「My name is… 」はどうだろう?という質問もあるが、実は観察しているうえでは女の子などは名前を言いたい傾向がある。しかし、子供の頃は実は名前なんかどうでもいいのである。みなさんも高校や中学の同級生との再会するとき、子供同志で遊ばせたりする経験があるが、こういう時は人間は本能的に知らない子だと、まずはじめは「一緒に遊ぶことを探す」ことが最優先だ。そして、2-3時間の談話の後に、子供を迎えにいくと「ねぇ、おにいちゃんとたくさん遊んでもらった?」などということが普通だ。そう名前なんて、結構どうでもいいのだ。また、子供には「批評する」考えがない。なので、わざわざ遊んでいるときに車が青いから「blue!」とかも言わない。ただ、黙って集中して、お互いに行動を主軸として、その時間を有効活用する。9歳の時点で10カ所に住んでいたため、覚えているのは、新しい土地に行く度に新しい子供と遊ぶ記憶だ。実は私は一番古い記憶で2歳弱の時のものまで、残っている。大体住んでた家の形や間取りは覚えていて、会った人も顔を覚えている。大きくなってから、どっかで見たことある顔だな~と思ったら、同じ幼稚園だった、などもたくさんあるぐらいだ。名前も年齢も、そのお父さんやお母さんの顔もしらず、ただ単に一緒にできそうな時間を過ごすのである。そんなものだ。必要なのは大体その「おもちゃの名前」と「それ貸して」と「それ頂戴」である。本当にそれ以外の会話をしている子供は見たことがないし、一期一会の刹那の瞬間とも言える出会いは大人のお見合いみたいな、「では、次回は六本木にある、ステーキがおいしい店と映画はいかがでしょうか?」のようなセッティングにはならないのである。「大人にとって都合がいい英語」を学ばせるより「子供目線で使える英語」を教えてあげると、何かのピンチの時に役立つと思う。そういった意味では、小学校の段階から、こういう意思表示を練習するのは、悪くないのかもしれない。

このGoogle Mapsの手法は「一緒に遊びに誘う」を「一緒に行動する」に置き換えている。また、今日やってみたが、慣れてきたら、「こっちかい?!」とワザと間違えた方向に向かってみたりする。そうすると、大抵の場合子供は「NO〰!」ととっさに言ってくれる。どちらかと言うと、女子よりも男子の方が「NO〰!」と言うことに抵抗がある。そして、以前は中学生の男子にやったところ、普段はもの静かでしゃべらない彼も「NOoo!」と腹から声を出して、誘導してくれた。腹から声を出すことは英語の会話には不可欠であるから、このようなトレーニングは効果的なんではないかと思う。今後社会がどんどんグローバル化されていけば、実は「協調性」も必要だが、どうしても分かり合えない部分には「NO」と言うことによって一時的に境界線を張る能力がとても大切になる。もちろん、あきらめるとは違う、ここは「時間をかけて(”時間に委ねる”だけではない)」解決する必要があるだろう。

参考までに今度の小学校で導入される英語教育は以下の通りである。http://sh1toku.com/2018/04/05/post-33/

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