【事例】蕎麦屋のメニュー翻訳と英語でのストーリーライティング

もう2年くらい前のことですが、熱海にある蕎麦屋さんのメニュー翻訳をしました。

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住所:静岡県熱海市銀座町10-21

交通:熱海駅徒歩12分

営業時間;11:00~15:30

夜:金・土のみ17:30~21:00

定休日:水曜日

電話:0557-86-1058

ホームページ:http://www4.i-younet.ne.jp/~k-harbor/index.html

翻訳したメニュー及び英語版のストーリー。

soba

先日も地元の商工会で勉強会を実施しましたが、お客さんの層によっては求める情報が異なります。意外と日本からでも中国からの方がたくさんいる事は周知の事実です。それに多くの中国の方は「購買意欲が高い」と思われがちですが、欧米圏また一見華僑の国と思われがちな香港やシンガポールなど英国の影響を強く受けている国々の人は「文化や歴史の情報」または「体験」を求めています。何か「学び」がないと、旅行は成り立たないのです。ここは「バカンスを楽しむ」「羽を伸ばす」という考えを持つ多くの日本人とは異なる点かもしれません。

利休庵さんは店内にジャズが流れていたり、ちょっとオシャレなサラダなども提供していますが、厨房の中などは純日本食とも言えるような雰囲気のお店です。そんな中で店長さんは「蕎麦前文化」という文化についての説明文を入れています。蕎麦前文化は省略すると「昼夜問わず、蕎麦屋にふらりと入って一杯の酒と蕎麦を楽しむ」という文化だそうです。

日本の文化は「敷居が高く」映る

日本の文化はときに敷居が高く映ることがあります。これは「行ってみたい」という動機にもなりますが、いざ到達してみると、レストランやお店、はたまたは道端でもどう振る舞ったらいいかわからないという状況に陥り兼ねません。そして、日本の方の無言の視線をプレッシャーと感じる方も少なくはないと思います。。。(これはうちに来た人の本音を聞いたところです。) もし、ルールがあれば利休庵さんのように店の雰囲気や流儀を教えるピクトグラムやちょっとした説明などがあると面白いのかもしれませんね。

以上

 

 

Published by rob=san

グローバル社会もいよいよ本格的になり、国と国の間や、異文化間での境界線や垣根がなくなり始めました。新しい日本の在り方、「Wafoo!(和風)」な英語やグローバルコミュニケーションについて考える日々を送っております。

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