コロナ渦になると、不安・ストレスが募るか、または現実逃避に走るかの二極になるのではないかと思う。誰でも大変な時は現実逃避したいものだ。
現実逃避の中でも、このドキュメンタリーは是非お勧めしたい。「Love and Saucer」というタイトルでアメリカ東海岸に住むDavid Hugginsさんが、自分の宇宙人誘拐(Alien abduction)を絵を通して語る、という作品だ。時間も65分とそう長くはない。
Hugginsさんの体験はアメリカの宇宙人遭遇体験の総括、または模範ともいえるぐらいオーソドックス(その世界に於いては)と言った感じだが、彼の場合は様々な体験を「トラウマ」として受け取らず、「想い出」として受け取っているところが印象深い。
NJ州のHobokenにいそうな70代の陽気なアート気質のおじさんの話、という感じで、もしかしたら、宇宙人マニアだけでなく、普通の英語学習者にも良い影響を与えるのではないかと思う。上映時間も内容もライトだし、何よりもアートワークが面白い。是非、次回の余暇の際に見て欲しいと思うものだ。
https://www.loveandsaucers.com/