たまたま、ITインフラストラクチャーの勉強をしていたら、Ingresという言葉と出会った。(元ネタについて知りたい方はPostgreDBというデータベースの歴史を調べていたところ、「Post-Ingres」という意味であることがわかった)
「土着なサンタクロース」また単に夏休暇中のサンタクロースのようなこの方が易しく、わかりやすく説明してくれています。個人的には発音、発声もとてもイギリス人的というか、良く古典的な意味「台本的」な話し方をしていると思っています。是非ご覧ください。
また、意味についても、Ingresが「立ち入る」「進入(※侵入ではない)」や「踏み込む(※これは日本語にはでてこなく、ビデオで話すラテン語の語源ででてくる)」というが、これも面白いと思う。
ITのソフトウェアや技術が開発されるとき、その開発者はその名前自体にコンセプト的を入れ込む場合が多い。(または周りの人からそう捉えられることが多い)つまり、PostgreDBというMySQL(またはMariaDB)と並んで世界的なデファクト・スタンダートになっているデータベース、という意味では影響力が強い。
「PostgreDB」は「Post Ingres」の意味である。
「Ingres」とは立ち入る、踏み込む、前に進むという意味である。
「Ingres」というデータベースは元々、データベース、という名の通り、膨大な量の情報を分析の目的のために保存するためのシステムである。
仮説①:元々Ingresの開発者は、集めたデータの中に気軽に「踏み込める」「覗き込める」仕組みをつくりたかったでのではないか? ※ITテクノロジーがデータ化されることによって、物理的にその情報を持たなくても良くなったため、それをある意味、一点に集中させている。
個人的にはこれは仏教や東洋などで使われる「内観」に近いのではないかと思っている。※ただし、Self-Inflectionというのは個性が感情なものに傾向することがあるため、別物とする。
仮説②:Postgre つまり、Post-Ingresのネーミングに関しては「内観してるだけでなくて、その次へ…」ということを言いたかったのではないだろうか?つまり、情報を見るだけではなく、そこでの学び(findings/発見)を得るために活用して、また新しい活動につなげる。
Ingresに似た言葉でgresを使う言葉にはregress(後退する)やegress(顕著化する)などがある。つまり、多少の飛躍もあるが、「情報の中に踏み込む(gresする)場合、その方法によって結果が変わる」ということである。
Ingress、PostgreDBとナイスなサンタクロースの紹介でした。
以上