アメリカの大統領選挙と分断について

世の中は今、コロナ問題や大統領選挙に台頭されるような価値観・倫理観の分断が起こり個々人がどのような価値基準を持つかが問われる時代になってきていると感じている。もちろん中には陰謀論説を唱えるものもいれば、これは民衆対既得権を持っている富裕層の考えと捉える人間もいるかもしれない。どの説を唱えるのも良いかもしれないが、最終的には間違いなく、「自分」という人間の価値観を捉える以外に方法がないのかもしれない。

20世紀、そして21世紀はかつてアインシュタインが唱えた、量子力学そして相対性理論が主に定義した社会なのかもしれない。しかし、それは簡単な日本語で言うと、我々は皆繋がっている、または連なる存在であること。(量子力学)そして、ものの捉え方は人それぞれであり、「相対的である」と言う事他ならないのではないではないだろうか?(相対性理論)

また、通信・移動技術、そして金融システムによって、特にインターネットという仕組みによって我々は時空間という存在を概念的(思考的に)変えることができるようになった、ある意味我々の住んでいる社会を”Hack”することができるようになったのかもしれない。例に取れば、金融でいう融資や投資という概念は「未来を先取りする考え」であり、負債は「過去を今(または未来)を使って精算する技術」であり、ZOOMなどのビデオチャットはとある場所への移動、または大きな会合であるほどその会合を実施するにあたっての「調整時間を省く技術」だ。また、本来であれば、物理的に会わなくてはならないものもサイバースペース(今ではクラウドだろうか…)の中で会えるようになった。ある意味、Zoomをしている間は本当は瞑想状態にあり、我々は各々「夢の空間」でテレパシー的な会話をしているだけなのかもしれない。そういう意味では、時空間の制約があるならば、これは全て取り払われている状態にある。

そして、今起こっていることは人間の言語的・価値観的な対立である。ある意味、片方を攻めて、片方を肯定する行為というのはこれは全て「言論の自由」や「選択の自由」または「自由意志」というものの考え方なのかもしれない。近しい価値観である人との距離が近くなれば、自分の意見が表現できる。それを1)受け止める、はたまたは2)礼儀・節度を持って他人が「はねのける」というブロセスや経験を重ねることによって自分が見えてくるのかもしれない。そういった意味では、争い事はなるべく避けたい物だが、「自分という個人」を把握するためには今ほど良い時はないのかもしれない。

日本のような国に住んでいると「和」という概念や「国家」という概念で個々人の存在意義が二の次になりやすい文化だ。しかし、我々はみんなそれぞれの個体であり、それぞれの意識を持っている。漫画「アイ・アム・ヒーロー」に出てくるような巨大な集合意識帯になる、というのは非現実的であると思いたい。しかし、かと言って、「スター・ウォーズ」や「機動戦士ガンダム」のようにジェダイやニュー・タイプに急激なスピードで目覚めてしまうと、望まない争いにもなりかねない。そういう意味では、「個」の形成の方法を考えなければならない時代に突入しているのかもしれない。

社会で「個」が成立するのは一つは「自分勝手及び自分本位」、それと「他人や環境要因の尊重」なのかもしれない。つまり、自分を主張する=他人を否定するではないという形、たまには意見の「衝突」があるが、かわいい張り手や、おしくら饅頭的なイメージなのかもしれない。だからこそ、子供時代にじゃれあったり、喧嘩をする事はとても重要になってくるのかもしれない。そういう意味では何かしらの対峙・対立や押し合いへしあいがあって、それぞれの人が形成されるから、多少の雑さや荒っぽさ、というか力技が必要になるのだろう。

今では、FacebookやSNSがとても盛んだが、世の中にはDunbar number というものがある。これは親密な友達は5人まで、15人の良好な関係の友達、50人の友達、150の知り合い、1500の顔見知り・馴染み、そしてプレートーによれば5300人までなら一人の人間で民主的に統治ことができるのではないかと言っている。ある意味24時間、週に7日しかないので、人間には時間の限りがある。またそれに加えて、趣味・思考の考え方の違いがある。つまり、そういった意味では、こういう考え方を持つことは重要である。

How Many Friends Can 1 Person Have?

いずれにせよ、今アメリカ合衆国で起こっていることは実は「正と誤り」の戦いではなく、個々人の価値観の形成や言論の自由のバランスの取り方なのだと思う。(それと法律、という意味での「法」との関係)この波はすぐに日本及びアジア地域にも何らかの影響を及ぼす、という考え方から自分自身ももっと「個」の形成について考えていきたいものである。

以上

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