メモ:高校生のライティング/スピーキング授業(前半)

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Shimoda Port Spring 2017, Photo by Retire Young Photography

今日は下田のとある塾で英語のライティング/スピーキングの授業一コマ(80分)を担当させていただいた。元々は、英語はある意味では「ナチュラルに」習得してしまったので、実は日本に来てからはまさか英語を教えるような立場になるとは思わなかったので、このような“めぐり合わせ”は運が良いとしか言いようがない。もしかしたら、これはまだ自分の外国人脳が理解していない「縁」といったものはこういうものなのかもしれない。

そこで、実際にライティング/スピーキングについて考えてみた。

日本人は英語の勉強に一番苦戦している「先進国」だが、これだけ世界的に影響力を施しているにも関わらず、極めて英語話者が少ない国は珍しいと思う。いや、むしろ、悪いことだけじゃないのかもしれないが…日本中の受験生からしたら、「DNA的に英語学習は無理」と言われても、センター試験の英語のテストで点が取れないのは、死活問題だろう。なるべく「無理」をいかに「可能」に近づけていく方法を考えるといいのかもしれない。

昨日の授業の感想

実は、どういう期待値を持っていけばいいかわからなかったが、印象としては今の高校生はもしかして意外と英語で話すことにそこまで抵抗がない?と思った。もちろん、全員がすらすら〰と話せるわけではないが、思春期ならではの毎日の苦悩などは特に面白く、結構覚えたての文節や接続語などもうまくつかい、聴いている側も内容が濃いと思った。

Webで「高校生 ライティング スピーキング」と検索すると、次のような記事がでてきます。

高校生の独学が難しいライティング・スピーキングの練習はこうする!https://mypohra-english.com/writting

こちらの記事では、いつかの点を紹介している。

  1.  高度バイリンガルの日本人の先生を選ぶ
  2.  ライティング講座を受ける
  3.  シャドウイングを取り入れる
  4.  対人でアウトプットしてみる。(一つの文章を30秒くらい)

個人的にもこちらの記事に書いてあることには賛成だ。ただし、3.では「シャドウイングは通訳者だけが使う、手法」と言っていたが、これはおそらく誤認識(またはウソで)であろう。シャドーイングは同時通訳者を目指す人はもちろんだが、一番、効果的かつなによりもタダでできる手法であり、場合によってはいつも乗っている電車の英語音声の部分をなぞるだけでも良い。「The next stop is…. Izukyu-Shimoda…. this is the last stop of this train….」のような形のものでも良い。

またシャドウイングには、いかに「社会的なロールモデル」または「自分の中でのロールモデル」を探して、彼ら彼女らの口調(話し方、発音、使う語彙)などを真似ることによって、ある意味「自分の目指したい英語話者」になる近道だと思う。しかし、これは難しいので、1.の「高度バイリンガルの日本人の先生を選ぶ」が結構近道である。意外と留学経験や外資系企業などで就労経験のある方はたくさんいる。どうにか、こういう方で片手間でも良いから、英文添削をしてもらえそうな人に手伝ってもらえると良いかもしれない。また、もちろん、これは在20年以上を超える外国人の方なども有効だ。わざわざ日本に長年住んでいる外国人の方には「日本にもっと社会貢献したい」と願う人が多い(海外ではalturismつまり社会奉仕を人生の目標とする個々人は多い)

実は、ある程度見てきたが、やはりいくら英語がうまくなっても、ふとした瞬間などに母国語のニュアンスや文法のスタイルがとっさに出てくることがある。実は何を隠そう、我々ほとんどの帰国子女・バイリンガルも結構な頻度で日本語文法で英語を話してしまうことがある。(そして、逆もしかり)これは実は各英語圏生まれのアジア系の人間が体験する現象であり、3世ぐらいまではかなりその祖国や母国語に影響される。つまり、中学生から英語を勉強して、英国生まれの英国人や、英国系家系続きでシカゴ出身のアメリカ人男性の発音を完璧に真似るということは不可能ではないが、「至難の業」なのである。

人間誰しも、「魅力的になりたい(内的および外的に)」そして、「正しくやりたい」という願望があるはずである。そういう意味では、TOEICの会話文で出てくる「上司におべっかをいかにするかを相談し合っている中年男女」や「実はもじもじしている大人の男女の会話」よりも、もっとかっこいい人達を模倣した方が英文法的には良いのかもしれない。「なんで上司のホームパーティに行くかどうかをうじうじしているのか?」とか「なんで大人なのに、はっきりとものを言えないんだろう」などと本当に文脈がわかってしまうレベルに達し始めると、逆にそっちに気が行ってしまう。私も何度も

(先ほど、実際にこちらの内容を聴いてみるみた。と設定がおかしい。。。何故か会話にでてくる女性が男性の発言に対して反抗的か対抗心メラメラの態度を取っている。。。汗 喧嘩寸前だ。 もっと優しい男性か、ものわかりの良く物腰の良い女性を選んで欲しいものである。https://www.youtube.com/watch?v=UeQ4icureqc )

 

例を取れば、あの宇多田ヒカルでさえ、英語を聞くとどこか、日本語っぽい雰囲気を持つ。いずれにしても、日本人が英語を学ぶときは、実は模範とするべきなのは、実は英語が堪能な日本人なのかもしれない。(以前有名人の英語で紹介した三島由紀夫や宮澤喜一などは良い模範だと、個人的には思う)また、こういう先生から習えば、書いたり話したり文章が多少間違えていても、本当は何を言いたかったのかが、指導がしやすい。とにかく、今の時代はグローバル化、多様化しており、この流れに許容な英語という言語にも色々な「訛り」や「方言」が日々出来上がっている。多少、「日本人っぽい英語」を話したからと言ってなんの恥もない時代になったのだ。(これは茶道や柔道などの伝統芸能に加え、アニメや漫画、ゲームなどの影響も多いにある)せっかく世紀に1度2度しかない2020年のオリンピックの機会を有効活用して胸を張ってジャパニーズなりの英語を話すのも良いかもしれない。

では、次にはどのようにしたら、「ライティング・スピーキング」の難関ポイント、そしてそれらをどう強化できるか、現時点の仮説も踏まえて紹介したいと思う。

 

 

 

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